まずは塗装を紫外線から守るといった効果の闇

ガラスの紫外線遮断率は厚みをミリ単位で変えないと変化がほとんどないので、ミクロン単位のガラスコーティングで紫外線がさほどカットできるとは考えられない。
とくに、純粋なガラスなどとうたいつつ、紫外線カットを売りにしていたら矛盾しかないので良く調べてくださいね。
紫外線に強いという文句は遮断できるというわけではなく、単にコーティング被膜が紫外線で劣化しにくいということで、ガラスであればそりゃそうでしょう・・・
効果が施工者にきちんと伝わっていないのか、誤認させようとしているのか、どちらにしろメーカーのずるい魂胆が見え隠れしてて汚いですね・・・
紫外線カットできるコーティングがあるとすれば、それはもはやガラスコーティングではなく、紫外線カット層とガラス層の二層なっているかもしれません。
もしくはガラスコーティングと言いつつ、何か違う材質でしょう。

もちろん汚れが付きにくくなったり塗装を物理的な傷から守ってくれる効果は間違くありますので、目的と施すコーティングの種類や効果がきちんとあっているか吟味して選びましょう!

 

で・・・
一番の闇は耐用年数!


上記は少し落ち着いたらわかることですが、耐用年数ばかりは試してみないとわかりません。
二回目であれば嘘だったなと薄々感じることのできる事実も、初回では言われるまま信じるしかないですよね・・・
ただし、コーティングの厚みや使用環境を考慮したら乗用車で10年はさすがに言いすぎだと思います。
5年でさえよほど好環境でもないかぎり無理でしょう。
私個人の経験的な意見は、10年間で12万を1回よりも3万を4回のように、安くてもいいので車検毎に施工するなど、同じ金額使ったとしても小分けしたほうが結果的にいいような気がしています。
特にバイクでありがちな屋内など好環境での保管なら、まずは安いコーティングをして様子をみてみるのも手かもしれません。
屋内保管&雨の日乗らない場合にコーティングがいるのかという根本の問題もありますけど💦

-余談-

してしまいがちな行動に、コーティングの上にワックスを塗ってしまうことがあります。
良かれと塗っていると思いますが、その場合の「雨に対しての効果」はもちろん上に塗ったワックスの持つ効果が現れるわけであって、コーティングの効果ではありません。
コーティングを守るなどの効果維持目的であれば、ワックスを塗るときにコーティングとの相性をきちんとメーカーへ確認してください。

 

誇大報告や根拠のない効果が好きではないので書きました。
施工する機会の少ない事なのであまり比べることができず、一部の野蛮なお店のせいで嫌な思いを引きずらないようにご注意くださいね!