唐突にミニ5穴の手帳が欲しくなって、革で作ろうと思ったのですが、ジャックダニエルの箱がかっこよかったので段ボールから作ることになりました。
まぁ、作成途中を撮るのがとても億劫で恒例のいきなり完成ドン!
中はこんな感じ。
リフィルをあてがって、上下は各5㎜、バインダーの反対側は10㎜余裕を見てサイズを決めています。
サイズが決まったら内側はそのままの大きさ、外側は折り返し用に5㎜弱大きくなるように切り取っています。
外の大きさは忘れずにバインダーを挟んでから縁取ってください。
始めての段ボールだったので試行錯誤しながら成り行きで作りましたが、まーまー使える程度には完成してよかったです。
大まかな順序は
- ジャックダニエルの段ボールを手帳の裏表用に2か所を大きめに切り取る。
- 切り取った段ボールから表側の絵柄層だけを剥がす。
- バーニッシュで剥がした段ボール紙の絵柄面だけを1回コーティング。
- 手帳内側にしたい側の段ボール紙にリフィル付のバインダーをあてがって、好きなサイズに決めて切り取る。
- 2回目のコーティングして、べたつかないくらい乾いたら3回目をコーティング。
- 内側の段ボール紙に高さをそろえた幅15㎜くらいの適当な革などをバインダーの留め具と段ボール紙の間に挟んで、背を補強して付ける。
- 外側の段ボール紙を内側の段ボール紙にあてがって全周5㎜大きく切り取る。
- 背の補強材(革)の部分と外側の段ボール紙を慎重に位置合わせしつつ貼り付ける。
- 内側と外側の段ボール紙の背が引っ付いて動かなくなったら、背側から開く側に向かって徐々に貼り合わせていく。
- 縁の折り返して接着する範囲のコーティングを固いものの角でゲジゲジしてボンドがつきやすいように傷をつける。
- 縁を折り返し、背の上下の縁をまず貼り付け。シワになるので、行き当たりばったりの調整しながら貼り付け。
- 四隅の各両脇を切って、直線辺部分だけの縁を貼り合わせ。
- 各隅を4つに切り分けて、折り返して重なりすぎる余分な部分を切りつつ貼り付ける。
- 全体的に4回目のコーティングをして完成!
3の手順などのコーティングは指で塗っています。私は何かと大体人差し指で塗ります。
4の手順は、今後使いたいメーカーのリフィルでしてください。ミニ5穴は レイメイ(ダヴィンチ)よりファイロファックスのリフィル幅が少し大きいです。
6の手順で、普通はたぶん革が家に落ちてないと思うので、段ボールを1㎜くらいになるように張り合わせたものでも大丈夫だと思います。
7の手順は、必ず手帳を閉じた状態で外側のサイズを決めてください!見開き状態だと横幅が確実に足りなくなります。
9の手順は、乾ききる前にゆっくり開いたり閉じたりして紙の貼り具合を調整しながら進めると最終的な閉じたときの本っぽさを出しやすいです。
この段ボール手帳作りは手順13が一番気を使う山場ですね。
接着につかったボンドは、紙同士は木工用ボンド、革と紙は百均のG17ボンドです。
表面の保護剤はアシーナ BB ポリウレタンバーニッシュ グロス(amazon広告)です。
バインダーはGadget Storeさんで見つけたお手頃価格のバインダー金具/105mm/5穴/リング径10mm/A7サイズです。
暇つぶしにちょうど良いボリュームの工作でした!
ゴミとバインダー100円(送料290円💦) なので気軽にできて、そのわりに完成品は意外と良いものです。
ボンドやコーティング剤はなにかと役に立つので、一家に一つ置いておくと思い付きでこういった工作ができるので良いですね。
手帳の自作の参考になればと思います。
それではまた!