合皮を含んだモノ!
これだけはバイク道具として絶対に選んではいけません。
ブーツ、ウェアー、バッグ・・・ ありとあらゆる物に使われておりますが、耐久性のいるものや長く使いたい物には全く不向きな素材です。
気付いたら加水分解や経年劣化でボロボロになってますよ。
合皮は見ためや質感がとても良く、本革そっくりなのに安価なのでつい買ってしまいますが、機能性でバイク用品として良いところは全くありません。
合皮を作ってる方々からしても、そんなとこに使えばそうなるわなって突っ込み入るでしょう。家具など耐久性のいるモノに使用する合皮には国内業界の自主的な取り決めさえあるらしいです。
合皮がどうしていけないのか?それは・・・
・防具として役に立たない
本革は擦り傷をかなり軽減してくれます。しかし、合皮にそんな役割はありません。
・耐久性が無い
本革は耐久性の塊ですし、現代は革製品を家庭で洗うことが容易になってきました。よほどの悪い環境に置かない限り、多少の乾燥やカビならば元の状態に戻すことができます。簡単な手入れで世代を超えて愛用できてしまうほど機能を保ったまま長持ちします。安価な合皮はたったの3年ほどで勝手にボロボロになります。これは買った日ではなく生産からですよ!
・コスパが悪い
本革はコストパフォーマンスがとても良いです。高いので最初はかなり躊躇してしまうと思いますが、一度革製品を愛用したらその丈夫さに驚くと思います。もうあなたも革製品のとりこです!
いたるところに使用されている合皮はメーカーの買い替え促進のためかと思うほど・・・革を長年扱ってきているメーカーが作った革製品は一生使えますよ。
革が使われている製品や部分にはそれなりに機能や必要性があり、機能美があります。そんな本来は革を使うべきところに合皮を見た目だけで使った製品は悪意があるとしか思えないですね。
声を大にしていいたい、見た目だけで革の代わりに合皮使うくらいなら布を使った方がよっぽどましです!
適材適所でつかわれた合皮は全く問題ありませんし、合皮は悪くありません。家具用の高級なPUレザーは長年加水分解せず10年は使えるものもあります。
ただ、けがの軽減はもちろん、炎天下・雨中などの使用環境が合皮にとって荷が重いのです。本革は手入れで長年持ちこたえますが、合皮には無理です。
今日のまとめ、身体保護目的や長く使いたいバイク用品で合皮が使われたものは絶対に買ってはいけませんってことです。